祝!初ソロキャンプツーリング。有野実苑オートキャンプ場

くろひよ

2011年11月05日 19:45





テントを買ったときからの俺の夢。

それは「ソロキャン」。

リア充のみなさんには馴染みの薄い言葉かもしれない。
ソロキャンとは・・・ソロキャンプ=一人でキャンプをすること

それは、ロマンを求める一匹狼が孤独の時間を楽しむ高尚な遊びなのだ。
だがなかなかハードルは高い。

ハードルとは、

①家族がいる場合は、連れていかなければならない。
つまり、一人で行くには、子どもがもうお父さんとは行動しないという年齢になるか、嫁さんに見放されるかしないといけない。

②ソロキャンを家族が理解している
家族に、お父さんは一人でキャンプするのが好きな変人なのね、という目で見られている。

③家族が用事で出払っている
家族が、お父さん抜きで遊びに行ってしまった。

このように、非常につらい状況に陥らないとソロキャンは難しい。

その点、独身時代は楽だ。なんでもやりたい放題である。まったくもってうらやましい。

そんなわけで、俺はどれにも当てはまらないが、念願のソロキャンに行ってきた。
しかもソロツーリングもしてきた。

人生初のソロキャンツーである。心して読んでほしい。





「有野実苑オートキャンプ場」
http://www.arinomi.co.jp/

千葉の山武郡というところにある、有野実苑オートキャンプ場である。
ココを選んだ理由は、
①実家から近い
②日帰りできる
③設備がいい
などがある。
近いのが一番いいよね。往復100km前後だし。朝行っても夕方には帰ってこれる。

ま、そんなわけで、着いてすぐにチェックインしようとキャンプ受付に行って見た。

管理人「・・・?(こいつひとりで何を?)・・えっと(´д`)」
俺「デイキャンプできる?( ´_ゝ`)」
管「・・はっ、えぇ・・。お、お一人ですか?(;´д`)」
俺「そうですが、何か( ´_ゝ`)」
管「(こ、ここは平常心で)・・、あ、出来ますけど、、キャンプ道具とかは?(;´д`)」
俺「あるよ、バイクに積んできた( ´_ゝ`)」
管「・・どこか遊びに行かれたんですか?海とか、山とか、、(;´д`)(ここは様子を見ながら)」
俺「行かないよ。ここが目的で着た。ソロキャンは男のロマンだからな( ´_ゝ`)」

よほど、男のロマンを理解してないのか、一人が珍しいのか知らんが、受付に時間がかかった。

管「ごゆっくりどうぞ~(;´д`)」

料金:¥800、チェックアウト17:00。
800円って、、。安すぎだろ。コンセントつきの普通のオートキャンプサイト貸してくれた。





サイトマップだけ見ても相当広い。






真ん中に露天風呂とかマジぱねぇ。
しかも平日だから客が俺ともう一組だけで、貸し切り状態。
静かでとてもいいね。





その露天風呂のすぐそばに設営。
サイトは、8mx8m。それぞれの区画が木で区切られ、プライベート感が十分。
コンセントつき。





樹木で囲まれたサイトである。タープやハンモックもいけそうである。

さて、設営だ。





2.7mx2.7mのロゴスフットプリントを置いたところ。上にあるのはゴーライト・シャングリラ5。

しかしここで問題発生。
地面が小石+砂利である。
これではただの未舗装駐車場と変わらない。
付属のDACアルミペグでは太刀打ちできそうもない。

こんなこともあろうかと、買っておいた最強ペグ登場である。





おなじみ、スノーピークのソリッドステイク。

スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク 20

どこでも刺さるらしい。最強のペグ。鋳鉄製。






20cmをゲットした。ただし1本のみ。
シャングリラ5の場合ペグは9本必要であるが、ソリステを9本買ったら結構な金額になるし、何より重い。
よって、下穴を開けるのに1本購入した。これなら、もしもの場合に持っていくのも苦にならない。
いままでアルミペグで間に合ってたし、これが登場する機会はそれほどないと思われるが、念のため買っておいて損はないだろう。

こういった砂利の地面だと、地表5cm程度まで小石が混じっていて、アルミペグを打っていくと途中で曲がったり破損したりする。鋳鉄製のソリステならグングン刺さっていく。





下穴が出来たら、DACのアルミペグを通す。
さらに、ちょっとだけ打ち込めば抜けることはない。

さくっと設営完了。









15分程度かかった。
だが、今回は一人なので時間も気にせず丁寧に綺麗に張ることを目的に設営してみた。





腹が減ったのでさっそく昼飯。
といっても、途中で寄ったセブンで買った冷凍鍋焼きうどんw

だが、これがシングルストーブでは丁度いい。
面倒くさくないしね。

ぐつぐつ煮える間は、ぼんやりと秋の空を見上げる。





鳥の声を聞きながら、木漏れ日を受ける。
誰にも干渉されない、自分だけの時間。
これぞソロキャンの醍醐味。これだよ、俺がしたかったのは( ´_ゝ`)。









そしてスイーツ脳(*´_ゝ`)。
ロルケ必須。

食ったら昼寝。

起きたら探検。




数家族で使える広いサイト。





夏場はプールもあるのか・・。





近くの炊事場。温水完備。





トレーラーハウス。
月契約で駐車場貸しもしているらしい。
住めるのか(;´_ゝ`)。





車椅子対応トイレ。ウォシュレット付き。
コインランドリー。
ほんとに生活できそうだな(;´_ゝ`)。

設備は完璧、清潔、リーズナブルな料金体系(デイキャンプ¥800/1人)。そして近場。

もう何も怖くない

(総評)
そんなわけで、人生初のソロキャンツーは完了した。
なんでも一人で出来るもん!とはいえないが、とりあえずアウトドア初心者としてのスキルは身についてきたかなと思われる。
究極には、林道野宿主義なのだが、そこまで到達するにはまだ超えなければならない壁は多い。
十分なスキルも必要だ。
飯もまだインスタントの域を超えてないし。テントで泊まってもいない。当然装備も不足している。
だが、一つ一つ乗り越え、経験を積んでいくしかない。

我々はどこへ向かい、何をしたいのか。

まだ始まったばかりである。

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