季節は秋。
週末はテントの中から紅葉前の木々をながめながらコーヒーでも飲みたいななんて、仕事中考える日々です。

そんなわけで今日もデイキャンプ。
レンタカーを12時間貸りで東京を出発し、千葉の実家にもどってキャンプ道具を積んでからの出発でした。

向かったのは筑波山。
嫁さんが筑波山を間近で見たことがないというのでこの近辺を探していたら、２～３候補地のうち、朝電話したら第一志望が満員だったので第2志望のこちらになりました。

常磐道をひた走り1時間半程度で着くという手軽さ。
むしろ下道で行ったほうが距離的には近いと思った。
でも茨城方面への国道6号は激混みで、利根川を渡るまでに2時間かかりそうだったので高速で行ったほうが吉。
わざわざ東京方面に戻って埼玉の三郷南ＩＣから乗るという、金で時間を買う社会人キャンパーです。

土浦北出口で下りるとすぐに到着ですが、普通の住宅地の裏にあるような小さな森にキャンプ場がありました。
いささか拍子抜けするお手軽ドライブです。

ルーラル吉瀬・フォンティーヌの森つくばキャンプ場
http://www.rural.gr.jp/campin/





デイキャンプ￥3360〈割引券使用〉。
車を受付前で止め、料金を払って外に出るとなんと大渋滞していましたｗ
わずか5分程度なのに公道まで車が詰まってしまい、俺の車の前に回りこんだ車も受付していたみたいで抜け出すのに大変でした。
こんなに盛況なのか。





なんとか前の車に道を空けてもらい、サイトのかなり奥まで入っていくと、そこは他のキャンパーのいない穴場的な傾斜地の林間サイトでした。




傾斜地の上ですから眺めがよく、太陽の射光が斜面に木陰のスケッチをしていました。
斜面の下は小川になっているようです。
木立をつかってハンモックとかタープとか使えそうですね。
サイトは８ｘ１０メートル(駐車スペース含)なので余裕です。





サイトの地面は砂で、かなりやわらかいです。シャングリラの付属のアルミペグが何度か抜けました。
水はけがいいと思われるので、雨でも安心か。





すぐそばに炊事場兼トイレがあったので水には困りません。
入口から離れた場所なので、小さな水場ですがあると楽ですよね。

宿泊用のオートサイトには、ＡＣ電源と、シンクが個別で着いてますんで、初心者にも安心。ていうかぬるすぎ。





入口付近には日帰りバーベキューサイト。





そして温水が出る水場。





それどころか貸切家族風呂まで！〈コインランドリー完備〉





火起しに失敗したド素人のためにバーベキューができるレストラン！！(満員御礼)





ストーブ忘れてコーヒー飲めない人のためにカフェが！！！





・・・・（;´д｀）。
すべてがド素人のために。

まぁ、このくらい準備しないとキャンプ場も客が入らない時代なんでしょうねぇ。
俺らの小坊時代は水場さえない野宿みたいなキャンプ場もありましたが、最近はこうですよ。
スイーツ女子向けに作っておかないと、キャンプ来たがらない奥さんもいるんでしょうな。
そのうち女子専用キャンプ場が出来たりして。

ワイルドオレサマから言わせてもらうと、こんなんキャンプじゃねぇよ！アウトドアとか笑わせるｗ

ともあれオレサマもトイレがウォシュレットじゃないとやる気なくしますし、水場に虫がいると逃げたくなるし、
金払ってんだから快適極楽環境用意しとけや、という感が否めず、すっかりスイーツキャンパーになってしまった今日この頃です。

(総評)
いやー、すばらしいキャンプ場です(棒読み)。

設備完璧。手入れ完璧。交通至便。それでいてリーズナブル。
キャンプ場内に子どもの遊び場もありますし。街に近いので買出しも困らない。

でもなんか、あまりに便利すぎて近所の公園でキャンプやってるのと変わらないような・・・。
自宅の庭でキャンプしてるみたいな安心感。

帰るときにキャンプ場内を通ると、ファミリーキャンパーでいっぱいになっていました。そりゃそうだよなぁ。
ここはまさにリア充の巣屈！！世田谷区にお住まいの奥様に超オススメ！！

・・・ていうか快適すぎて俺の求めるキャンプじゃねぇ（;´д｀）。
もっとこう、大自然の中での人間の戦いみたいな、生きるか死ぬか！みたいな、そういうキャンプ場ないかなぁ・・・。

出来れば近場で(ぬるい)。